2022/4/27

【挑戦】円安でも、アメリカで働けばいい

NewsPicks 執行役員CXO
円の未来を考える特集3回目ともなると、そろそろ明るい話が聞きたくありませんか?
通貨は国力です。しかし、インターネット後の今も、世界で伍して戦う日本企業はハードウェアにとどまったまま。ソフトウェアでも挑戦する日本人は現れないものでしょうか。
約10年前、アメリカ企業として世界の舞台で挑み始めた、3人の日本人たちがいます。
トレジャーデータ。4年前に英アームが660億円で買収したビッグデータカンパニーとあって、すでに立派な成功事例でしょう。
いまや世界を席巻するアマゾンやグーグルのクラウドですが、同じ頃からテクノロジーの本場シリコンバレーで、真っ向から勝負をしてきた彼らは、今の日本をどう見ているでしょうか。
もちろん、彼らはすでに日本を捨て、アメリカ企業として戦っているので、諸手を挙げて喜べる話ではありません。
しかし、英語もできなかった彼らの挑戦は勇気をくれるし、彼らとの対話は、日本円の再出発にヒントを与えてくれるに違いありません。
CEOの太田一樹氏と、「日本の国力」をテーマに対話してみましょう。
INDEX
  • 世界は広い。日本は狭い
  • グローバルで勝つという想い
  • プリファードを辞めた理由
  • 東大からグーグル就職ばかり
  • 国策がないと戦えない勝負
  • 日本からAWSは生まれるか
  • 日本人の給料の話
  • 英語を母国語にすべきか?
  • ユニコーンはポニーになった