新CEOにPankaj Tibrewalが、日本法人社長には三浦 喬が就任

米国Treasure Data Inc.(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、以下 Treasure Data)の日本法人であるトレジャーデータ株式会社(本社:東京都千代田区、以下 トレジャーデータ)は本日、エンタープライズ向けカスタマーデータプラットフォーム(CDP)のリーディングカンパニーであるTreasure Data™のさらなる成長を目指した新たなリーダーシップ体制を発表しました。

Treasure Dataはこのたび、新しい最高経営責任者(CEO)として、Pankaj Tibrewal(パンカジ・ティブレワル)を選任しました。 Tibrewalは、共同創業者である芳川 裕誠の後任となります。芳川は今後、同じく共同創業者の太田 一樹とともにTreasure Dataの取締役会メンバーとして、同社の次期成長フェーズの戦略的な方向性を引き続きサポートしていきます。

Treasure DataのCEOに就任したPankaj Tibrewalは、次のように述べています。「急成長中のCDP市場において、Treasure Dataを新時代へと導く役割を拝命し、大変光栄に思います。データから洞察を導き出し、顧客体験価値を向上させようと、あらゆる企業が試行錯誤する中、大規模エンタープライズ向けの拡張性・柔軟性に優れたソリューションの提供を通じて、当社は大きな成功を収めてきました」

Tibrewalはこれまで、Treasure Dataの製品担当バイスプレジデントを務めてきました。この3年間は、Treasure Dataの上級管理職として、同社の製品、戦略、ビジネス開発で欠かせない役割を果たしてきました。Treasure Dataへの入社前は、自ら設立した企業がAnaplanに買収されたことから、同社のバイスプレジデントに就任し、製品管理とパートナーシップを担当しました。ソフトウェア・スタートアップ企業3社の設立や、McKinseyでのフォーチュン500企業のコンサルティングなど、業界と起業に関して20年以上の経験を誇ります。

創設当初からビッグデータプラットフォームを提供する企業として2011年に設立されたTreasure Dataは、市場の草創期よりCDPを提供しています。Treasure Data CDPは、高度なデータプラットフォームを基盤とする、エンタープライズ規模の独立系アプリケーションです。顧客企業は既存のあらゆる技術スタックと連動させて、あらゆる種類のデータを柔軟に収集・統合し、マーケティングに限定されないユースケースでデータから価値を導き出すことができます。Treasure Dataのビジネスは、この2年間で3倍近くに成長しており、急成長中のCDP分野でリーダーの地位を確立しています。

日本法人であるトレジャーデータもまた、2020年10月1日付で新体制に移行したことをお知らせします。社長執行役員として、三浦 喬が就任しました。三浦は、Treasure Dataの日本法人初の営業担当者として2014年1月にトレジャーデータ入社。2018年より営業および事業開発担当のバイスプレジデント、2020年からはアジアパシフィック地域全体を統括する営業・事業開発の責任者として従事してきました。

Treasure Dataの共同創業者である芳川 裕誠は、次のように述べています。「この数年間のTreasure Dataの大きな成長と成功を、心から誇りに思います。また、これまでの勢いをさらに発展させることのできる人物として、Pankajは適任であると確信しています。また、創業期から日本国内事業の成長を導いてきた三浦には、今後アジアパシフィック市場においてさらなる飛躍をもたらすこと期待しています。CDP市場には今まさに絶好の機会が存在しており、経営陣を刷新したTreasure Dataには今、継続的な成功を獲得できる体制が整っています」

トレジャーデータ社長執行役員の三浦 喬は、次のように述べています。「全世界的にデジタル化が加速し、データの利活用やCDPに対する需要は飛躍的に高まっています。これに伴い、日本発アジアへのグローバル展開や、デジタルトランスフォーメーション、コーポレートトランスフォーメーションなど、経営課題の解決においてデータがかつてなく重要な鍵を握ります。トレジャーデータでは、パートナーとの協働をさらに深化させ、お客様の課題解決を支援してまいります」

トレジャーデータの新しい経営陣の体制は以下のとおりです。

氏名 新役職 旧役職
三橋 秀行
(みつはし ひでゆき)
代表取締役会長 取締役
三浦 喬
(みうら たかし)
社長執行役員 日本及びアジアパシフィック地域
セールス/事業開発担当バイスプレジデント
田村 清人
(たむら きよと)
取締役 執行役員
(Treasure Data Inc. チーフカスタマーオフィサー)
カスタマーサクセス/サポートエンジニアリング担当シニアディレクター

なお、2020年9月まで代表取締役を兼務した内海 弦(アーム株式会社 代表取締役社長)は、トレジャーデータの取締役を退任します。

Treasure Dataは、AB InBev、Wish、Stanley Black & Deckerなど、全世界で400社以上の企業の信頼を集めており、最近では「The Forrester Wave™: Customer Analytics Technologies, Q3 2020」レポートで「ストロングパフォーマー」の評価を獲得しました。これ以外にも、注目すべき今年の評価として、米国ソフトウェア・情報産業協会(SIIA)主催のCODiE Award「最優秀マーケティング・ソリューション」や、Frost & Sullivanの選出による「CDP部門グローバル・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」の栄誉に輝いています。

Treasure Dataおよび同社経営陣についての詳細は、こちらをご覧ください。

Treasure Dataについて

Treasure Dataのカスタマーデータプラットフォーム(CDP)は、収集・統合した多種多様なデータから豊富な洞察を提供し、卓越した顧客体験を導き出すことで、エンタープライズを支援します。Treasure Data CDPは、データ管理の強力な基盤をベースに、企業・ブランドが複数のサイロを横断しつつ、大規模かつセキュアに様々なデータを統合することで、見込み客をより効果的に特定し、エンゲージメントを高め、顧客を獲得することがで可能となります。同プラットフォームは高度な構成に対応しており、企業の既存の技術スタックとともに進化する包括的なコネクターネットワークを誇り、顧客データに関するあらゆるイニシアチブを支援します。Treasure Dataは、フォーチュン500やグローバル2000のエンタープライズ企業をはじめ、400社以上の顧客企業を有するArm Limitedの完全子会社です。

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