変化を楽しむ人が、世界とつながる。トレジャーデータで描くキャリアパスとは
公開日 2025/10/09
- これまでのキャリアについて教えてください
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大学では政治経済を専攻し、在学中はスペインに留学していました。帰国後、就職活動を始めようと考えたタイミングで、採用活動の時期が早かった大手外資系ヘルスケア企業から内定をいただき、そのまま入社しました。新卒として医療機器の営業を担当し、千葉、東京エリアで働いていました。
約2年働いた後、知人の紹介でトレジャーデータを知りました。当時は社員数100名規模でしたが、社員を2倍にする、日本からAPACに展開をしていくという勢いのある成長計画に惹かれ、転職を決めました。前職は大企業で、日本支社の営業組織がローカライズされており、グローバルとの関わりがあまりなかったことも、転職を決めた理由の一つです。
初めはインサイドセールスチームに入社しました。営業経験が多かったわけではありませんが、第二新卒として、英語が話せること、営業経験が少しあること、そしてカルチャーにフィットするという理由で採用となりました。
- マレーシアでの業務について教えてください
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入社から約2年後、APACチームの立ち上げに伴い、私とマーケティング担当、APAC事業責任者が選ばれ、APAC内の新規案件発掘チームとして異動しました。当時はコロナ禍だったので、当初はリモートで業務を進めていましたが、2021年にビザが下りてマレーシアに出向しました。マレーシアでは、現地のデジタルエージェンシーの中で働くというユニークな経験をしました。
Treasure Data CDPにMAツールやデータソリューションを組み合わせて顧客に提案する機会も多く、CDP以外のツールを知る良い機会となりました。また、現地の会社に出向していたことで、文化の違いを肌で感じることができ、これも貴重な経験になりました。
英語圏で仕事をしたことはありませんでしたが、大学で勉強したり、英語を話す友人が多かったので苦手意識はありませんでした。APACで仕事をするようになり、英語を母国語としない多様な人々がビジネス上の共通語として英語を使う環境に置かれ、伝いたい内容が誰にでも正確かつ明確に届くようなコミュニケーションを工夫することにを徹底しました。グローバルなビジネスシーンで通用する実用的な英語力が身についたと実感しています。

- 現在の業務内容について教えてください
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2025年8月に帰国し、現在は日本のアカウントディレクターチームで働いています。アカウントディレクターの仕事は、既存のお客様に対し、新しい機能やCDPの活用方法を提案し、お客様の目標達成を伴走して支援することです。
最近では、あるお客様と一緒に「ITコストを抑えながら売上を伸ばす」というテーマで取り組んでいます。具体的には、Treasure Data CDPの新しい機能を活用しながらシステム全体を整理して、重複しているSaaSを整理していきます。そうすることで無駄を減らしつつ、売上につながる施策にしっかり投資できるようにご支援しています。さらに、AI Agentを使って経営判断をサポートしたり、オペレーションを最適化したりといった取り組みも進めています。
こうした提案は、Professional ServiceやCSE (Customer Success Engineering)のチームと一緒にお客様の課題の特定し、「当社であればこのような形でご支援できます」というご提案までつなげています。単に製品を提供するだけでなく、その活用部分まで伴走することで、お客様に本当のビジネス価値を届けられると考えています。
- トレジャーデータの営業の魅力を教えてください
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前職の医療機器の営業も、お客様にこれまでにない価値を提供するという意味では同じ仕事でした。しかし、ハードウェアを売るという点に違いがあります。
トレジャーデータの営業は、医療機器よりもビジネス課題に特化した価値を提供でき、その解決方法が多岐にわたる点が魅力です。お客様のビジネスを深く理解し、トレジャーデータならではのデータを活用した解決策を提案できるよう、日々お客様に寄り添うことを大切にしています。

- 仕事をする上で大切にしていることはなんですか
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一番大切にしているのは「誠実さ」です。お客様に対しても、仲間に対しても誠実であることを心がけています。コミュニケーションを曖昧にせず、はっきりと伝え、相手に正確に伝わるように意識しています。
トレジャーデータで様々なバックグラウンドを持つ人々と関わる中で、この力が培われました。さらに、英語で仕事をする経験から、ニュアンスに頼らず、しっかりと伝えることを意識するようになり、「言った・言わない」や認識違いがないように動けるようになりました。
また、メリハリも大切にしています。平日はお客様と向き合う仕事であるため、一生懸命取り組みます。日本の営業は、営業活動以外に顧客向けのイベントに参加したりすることもあるので忙しい日々ですが、その分、休日は積極的に体を動かす時間にあてたり、かわいい犬の動画を見てリフレッシュするようにしています。
- 今後のチャレンジとトレジャーデータで働く魅力はなんですか?
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グローバル企業を担当していると、グローバルからトップダウンでCDPの活用が決められ、日本やAPACでの導入や活用をサポートする、というケースはよくありますが、今後はローカルの成功事例をグローバルに展開するということにチャレンジしたいです。トレジャーデータは外資系の会社ながら、日本のお客様としっかりと向き合えニーズに応えられる環境があるので、日本で成功事例を作ってグローバルへ展開するというチャレンジは実現可能だと思っています。
- どんな人と一緒に働きたいですか
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トレジャーデータは良くも悪くも変化が大きい会社です。方針やプロダクトが変わる中でも、その変化を楽しめる人が良いと思います。働くのが好きで、顧客に本当の意味での価値を提供したいと考える方に、ぜひ一緒に挑戦してほしいです。

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