プレスリリース
なお、口座を新規に開設した顧客の行動データや属性情報でセグメント分けし、セグメントに合わせたコミュニケーションを行ったところ、口座開設後の初回取引開始率が従来の約8倍に改善するなど、既に具体的な成果を示しています。
SBI証券は、今回の「Treasure Data CDP」導入を皮切りに、分析から施策実行までのプロセスをスムーズにつなげ、顧客一人ひとりに最適な資産運用を提案できるようデータを活用したOne to Oneマーケティングの更なる進化に取り組みます。
SBI証券、「Treasure Data CDP」を採用しマーケティング変革のための基盤を構築
公開日 2023/04/20顧客データを活用し、商品・チャネルを横断したOne to One マーケティングを推進
トレジャーデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三浦 喬、以下、トレジャーデータ)が提供するCustomer Data CloudのCDPソリューション「Treasure Data CDP」が、株式会社SBI証券(本社:東京都港区、代表取締役社長:髙村 正人、以下、SBI証券)の商品・チャネルを横断したOne to Oneマーケティング推進のための基盤に採用されました。 SBI証券では、「顧客中心主義」を普遍的な経営理念として掲げ、顧客の利益を追求したサービスの提供でオンライン証券業界をリードし、顧客基盤を拡大させてきました。しかし、口座開設数の増加にともない、顧客の投資リテラシーや興味・関心が多様化しているという実態を踏まえ、顧客一人ひとりの理解を深め 、商品の提案・提供を実現するマーケティングプランとそのためのデータ活用基盤を構築する必要が生じていました。現在、顧客中心のビジネスモデルを支えるべく、データ活用マーケティングに注力しています。 同社の抱える課題を解決するため、トレジャーデータ、ソフトバンク、博報堂の三社による合弁会社であるインキュデータ株式会社は、トレジャーデータの提供する「Treasure Data CDP」により、SBI証券が有する顧客データと行動(WEB/取引)データをOne Idで統合する基盤の構築を支援しました。基盤の選定にあたっては、「Treasure Data CDP」の、セグメンテーション機能やモデリングを用いたキャンペーン最適化ができる点、プライバシーやセキュリティ、データガバナンスに対応する様々な機能を提供し、顧客データを適切に扱うことができる点などが、組織全体で顧客データを活用するための基盤としてふさわしいと評価され、採用されました。SBI証券は、顧客データ基盤構築により、顧客の特性に合わせたサービス訴求を部門横断的に実施することが可能となり、顧客は自分にあった適切な資産運用を検討することができるようになりました。