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トレジャーデータ株式会社、Looopに「Treasure Data CDP」を導入、高度なパーソナライズ施策を支援

公開日 2025/08/20

~電力事業に関わる全てのデータを統合し、顧客体験価値の最大化を図る~

トレジャーデータ株式会社(本社:東京都港区、社長執行役員:三浦 喬、以下 トレジャーデータ)の顧客データ活用サービス「Treasure Data CDP」が、「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーのニーズ喚起と普及を目指す株式会社Looop(本社:東京都台東区、代表取締役社長 CEO:中村創一郎、以下Looop)に採用されました。電力市場の変化に伴い、Looopは、より高度な顧客理解と柔軟なコミュニケーションを可能にするデータ基盤として「Treasure Data CDP」の導入を決定しました。

Looop × Treasure Data

Looopは、2011年4月、東日本大震災に際し被災地に太陽光発電で電気を灯し、喜んでいただいた経験を基に、再生可能エネルギーを世に広めたいという思いからに創業されました。人々がエネルギーを自由に使い、持続的な豊かさを享受できる「エネルギーフリー社会の実現」をビジョンに掲げ、再生可能エネルギーとテクノロジーの力で今までにないエネルギーエクスペリエンスを実現する会社です。主力の電力小売事業(サービス名:Looopでんき)を通じて太陽光発電の恵みをユーザーに還元できる市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」を提供しています。再生可能エネルギー事業では、発電所の販売・保守・開発の他、系統用蓄電池事業にも取り組み、全ての事業を通じて、エネルギーマネジメント技術の開発を手掛けています。

そのような中、Looopでは、ご契約後のお客さまとの接点が少ないというインフラ事業特有の課題を抱えていました。そのため、個々のお客さまの電力利用状況に応じた情報提供や施策設計、契約変更時の適切なフォローアップなど、データを軸とした顧客体験の最適化が喫緊のテーマとなっていました。
こうした経緯から、Looopは「Treasure Data CDP」を導入しました。「Treasure Data CDP」を活用し、電力使用パターンや契約関連情報、スマートフォンアプリの利用状況をはじめとしたデータを統合しました。これにより、お客さまごとに最適なプランやプロモーションの提案が可能となり、顧客満足度の向上とLTV(顧客生涯価値)の最大化を目指したデータドリブンなマーケティングを推進しています。

Looopでは、2025年4月、電源料金が30分ごとに変化し、 電源料金が安い時間に電気をまとめて使うことで電気代を節約できる、市場連動型料金プラン「スマートタイムONE」の料金改定を実施しました。改定に伴い、CDPを活用してお客さまごとの電力使用状況や契約内容に基づいたパーソナライズされたコミュニケーションを実施したことで、プラン変更時のコミュニケーション不足による意図しないご解約を最小限に抑え、解約率を想定の半分以下に抑える効果がありました。この施策を皮切りに、スマートフォンアプリの利便性向上や、タイミングを捉えたメッセージの配信、電力の使用状況に基づく適時のプッシュ通知等、お客さまに最適化されたコミュニケーション施策の展開を強化することで、顧客とのエンゲージメントを高め、省エネ行動の促進、解約抑止につなげています。

今後は、CDPと広告プラットフォームの連携を強化し、GoogleのAI技術や機械学習と組み合わせた精緻なターゲティングにより、広告配信の効率化を目指す他、「Treasure Data CDP」からさらに細分化した顧客情報の連携や、コンタクトセンターの応対履歴の統合により、より多くのお客さまに新規にご契約していただき、また、ご契約を長期に渡り継続していただけるようなコミュニケーションを図っていく予定です。また、AIやLLMを活用した高度なパーソナライズや、電力データを活用した新事業開発にも取り組んでいく構想です。

トレジャーデータは、引き続き、データの力で人々の生活とビジネスの質を高め、より持続可能な社会の実現に貢献していくとともに、テクノロジーを活用して未来のエネルギー課題に挑み、データドリブンな社会の創造をリードしていくことを目指します。

<LooopのTreasure Data CDP活用事例>
「Looopでんき」プラン改定告知時の解約率 想定の半分以下を達成、パーソナライズで信頼を築くCDP活用

トレジャーデータについて

Treasure Data, Inc.は2011年12月に米国で設立され、2012年11月には日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。日本を事業開発および技術開発の重要拠点として位置づけ、これまで国内外の企業のデジタル変革を支援してきました。トレジャーデータは、世界をけん引する革新的な企業に向けて、高い信頼性と性能、そしてAIを軸としたアーキテクチャを融合した、エンタープライズ企業向けの「インテリジェント・カスタマーデータプラットフォーム(CDP)」を提供しています。安全性と柔軟な拡張性を備えた環境のもと、顧客一人ひとりに最適化された高度なパーソナライゼーションを実現し、企業の収益向上やマーケティングコストの最適化に貢献しています。
当社のCDPは、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど顧客接点を担うすべての部門が、顧客データを最大の資産として活用できるよう支援します。現在、Fortune 500やGlobal 2000を含む世界中の400社以上の企業に導入されており、日本市場においては8年連続でCDP市場シェアNo.1(※)を獲得しています。
URL:https://www.treasuredata.co.jp/

※出典:ITR 「ITR Market View:メール/Webマーケティング市場2025」 CDP市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2017〜2024年度予測)

<本件に関するお問い合わせ先>
一般の方からの問い合わせ先

トレジャーデータ株式会社

池内

E-mail:
pr-jp@treasure-data.com
URL:
https://www.treasuredata.co.jp
報道関係からの問い合わせ先

トレジャーデータ 広報担当

株式会社VAインターナショナル

田中/岩野

TEL:
03-3499-0016
FAX:
03-3499-0017
E-mail:
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