トレジャーデータ、「Treasure Code」を発表 顧客データ運用にエージェンティックAIを導入
公開日 2026/03/02〜統一されたエージェント・インターフェースで、CDP運用の工数と複雑さを大幅に削減〜
トレジャーデータ株式会社(本社:東京都港区、社長執行役員:三浦 喬、以下 トレジャーデータ)は、本日、カスタマーデータプラットフォーム(CDP)の運用を変革する、AIネイティブなコマンドラインおよびデスクトップインターフェース「Treasure Code」の一般提供(GA)を開始しました。「Treasure Code」により、技術チームやAIエージェントはプラットフォーム全体を「コード」として安全に制御できるようになり、CDP運用にDevOpsの規律と高度な自動化をもたらします。

トレジャーデータの最高製品責任者(CPO)、ラファ・フローレス(Rafa Flores)は次のように述べています。
「AIネイティブ製品において、先行提供開始からこれほどまでに急速な普及が進んだ例は過去に類を見ません。実際、わずか数週間で、全顧客の4分の1以上の企業が『Treasure Code』を採用しています。数億件のプロファイルと数兆件のデータポイントを扱うCDPの運用は、極めて複雑かつ大規模なものです。『Treasure Code』は、こうした運用の負荷を劇的に軽減し、ガバナンスと正確性を担保しながら、ビジネスのスピードを次なる次元へと引き上げます」
Treasure Codeの概要
データプラットフォームやCDPが高度化・複雑化するなか、手動のオペレーションに依存し続けることは、開発の停滞や運用リスクの増大を招きます。「Treasure Code」は、データやカスタマーワークフロー、AIシステムをプログラムによって直接、かつ自在に制御したいという、データエンジニアや運用チームの高度なニーズに応えるために設計されました。
Treasure CodeはAIネイティブなコマンドラインインターフェース(CLI)を提供し、データワークフローやCDPの設定、カスタマージャーニー、さらにはAIエージェントの構築・自動化を可能にします。また、Claude Codeとの連携により、自然言語による迅速な構築と改善(イテレーション)を実現しました。AIによる支援と人間による最終検証を組み合わせることで、オペレーターの生産性を飛躍的に高め、データ活用やCDPワークフローの構築・変更に要する時間を大幅に短縮します。
主な特長は以下のとおりです。
- 自然言語によるタスク実行:
複雑なSQLやCLIの構文を覚える必要はありません。「何をしたいか」という技術的な意図を自然な言葉で指示するだけで、データ抽出、セグメント作成、ワークフロー構築を即座に実行し、本番環境へと反映できます - コードベースの高度なガバナンス:
CDPの設定を「コード」として一元管理し、バージョン管理(Git等)を可能にします。エンジニア同士の相互レビュー(ピアレビュー)や、万が一の際の即時ロールバックにも対応し、運用の透明性と安全性を担保します。 - 摩擦ゼロのシームレスな運用:
バラバラだった管理画面やスクリプトを一貫したコマンドレイヤーに集約。開発環境から本番環境へのデプロイを自動化し、わずか数秒で完結させる「摩擦ゼロ」の運用サイクルを実現します。
「Treasure Code」は先行提供開始から間もないにもかかわらず、急速に普及が進んでいます。すでにトレジャーデータの顧客基盤の約4分の1が、技術的な運用に「Treasure Code」を活用しています。
「この度のトレジャーデータ株式会社による『Treasure Code』の提供開始を、心より歓迎申し上げます。AIプロンプトによる構築支援機能は、データ準備の時間を大幅に短縮し、マーケティングの実行へとより早くシフトすることを可能にするものです。我々電通デジタルは、この革新的なソリューションを活用することで、これまで以上にクライアントの深いCX設計や事業成長を支える戦略立案に注力してまいります」
— 株式会社電通デジタル 副社長執行役員 杉浦友彦氏
「『Treasure Code』は、CDPの構築・運用手法を根本から変える革新的な機能です。これまで、データパイプラインやワークフローの構築には高度に専門的な技術スキルが不可欠でした。しかし、『Treasure Code』を活用すれば、自然言語を用いて迅速かつ容易にこれらのタスクを実行できます。これにより、専門家でなくとも高品質な実装を維持することが可能になります。この機能を積極的に活用し、ビジネスのさらなる加速を図ってまいります」
— NTTインテグレーション株式会社 取締役 上席執行役員 太田 秀生氏
「Treasure Code」は、トレジャーデータをご利用のすべてのお客様に提供を開始しました。
詳細はこちらのページをご覧ください。
トレジャーデータ株式会社について
Treasure Data, Inc.は2011年12月に米国で設立され、2012年11月には日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。これまで国内外の企業に対し、一人ひとりの顧客を深く理解し、パーソナライズされた体験を通じてエンゲージメントを高めるための、一元化された顧客データ基盤と、データから価値ある知見を引き出す高度なソリューションを提供しています。トレジャーデータの「Intelligent CDP」、「AI Agent Foundry」、および「AI Marketing Cloud」を柱とするAIマーケティングプラットフォームは、現在、Fortune 500やGlobal 2000を含む世界中の400社以上の企業に導入され、マーケティング、営業、カスタマーサービスなど顧客接点を担うすべての部門において、企業の業務効率化を協力に後押しするとともに、精度の高いエンゲージメントとAIによる意思決定を通じて、収益の最大化を支援しています。
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