#9 MMM|日本製の良さ、どう伝える?
公開日 2026/02/03毎週土曜日朝の9:00にInterFMで放送中のラジオ番組「Treasure in Talk」。
現役プロサッカー選手であり、トレジャーデータの公式スポークスパーソンも務める吉田麻也氏が、リスナーの皆様と共に人生の宝物(トレジャー)を探していく本番組では、後半のMMMコーナー『麻也と学ぶマーケティング』で、弊社CMOの宮野淳子が、マーケティングの基礎を分かりやすく解説しています。
#9 MMMコーナーのテーマは『日本製の良さ、どう伝える?』です。

徹底した市場ニーズの把握と強みの分析
海外の競合ブランドに対抗するためには、自社の強みが「顧客の求める価値」と一致しているかを客観的に評価することが不可欠です。
マーケティングのステップとして、まずは消費者が家電に求める項目を調査し、自社の強みである「軽さ」や「手入れのしやすさ」がランキングのどこに位置するかを可視化します。もしニーズの上位に入っていないのであれば、どれほど高品質であっても購買には繋がりません。
次に、競合他社と比較して自社のスコアが平均を上回っているかを確認し、その強みを最も重視する「スマートショッパー」などの特定のユーザー層をターゲットとして設定します。
吉田氏が「日本の製品は痒いところに手が届く」と感じる細やかな配慮も、データに基づいた適切なセグメンテーションを行うことで、より効果的なブランドメッセージとして届けることが可能になります。
戦略ドリブンとプロダクト品質の融合
日本企業の多くは、細部にまでこだわる「ものづくり」に情熱を注ぎますが、一方で外資系企業は「どこに広告を出し、どうニーズを創出するか」を先に考える「戦略ドリブン」な傾向があります。宮野は、日本製品が世界で勝つための秘訣として、この両者のバランスについて次のように述べています。
『日本の会社さんは素晴らしいプロダクトというのが第1に来て、その後戦略というふうに来るので、ここの中間を取るのが私は一番成功するきっかけになるかなというふうに思っております。』
(宮野)
吉田氏も、自身の愛用するミズノのスパイクを例に、質の良さが認知度の不足によって十分に伝わっていない現状に「歯がゆさ」を感じると語っています。
日本ブランドが世界で成功するには、製品の質の高さはもちろん、現地のニーズを汲み取る『マーケットイン』の戦略が欠かせません。この2つを掛け合わせることこそが、世界へ羽ばたく大きなチャンスとなります。
全編をPodcastでチェック!
今回のブログでは紹介しきれなかった、吉田氏が語る「本物志向」の熱い想いや、宮野が解説する具体的な調査手法の詳細は、Podcastで絶賛配信中です。
「なぜ海外ブランドはかっこよく見えるのか?」「日本製の良さをどう言語化すべきか?」といった、ビジネスの現場で即座に役立つヒントが、二人の軽快なトークの中に散りばめられています。音声だからこそ伝わる熱量と、マーケティングのプロによる鋭い視点をぜひ体感してください。
<Podcast一覧>
- Audee (#9)
- https://audee.jp/voice/show/117223
- Apple Podcast (#9)
- https://podcasts.apple.com/ca/podcast
- Amazon Podcast (#9)
- https://music.amazon.de/podcasts/ec47479c-7316-44b3-a74b-d95aade5bb34