SRA OSSとトレジャーデータがログ収集基盤ソフトウェア Fluentd で協業、「Fluentdエンタープライズサポートサービス」を開始
公開日 2015/10/142015年10月14日(東京)発 – SRA OSS, Inc. 日本支社(日本支社:東京都豊島区、取締役支社長:石井 達夫、以下 SRA OSS)と米国トレジャーデータ社(本社:米国カリフォルニア州、CEO:芳川 裕誠、以下トレジャーデータ)は、オープンソースのログ収集基盤ソフトウェア Fluentd で協業、「Fluentdエンタープライズサポートサービス」を開始しました。
Fluentd は、トレジャーデータの創業メンバーによって開発されたログ収集基盤ソフトウェアで、現在はトレジャーデータの社員およびコミュニティによって開発が行われています。大規模化するシステムにおいて、大量に出力されるログを効率的に管理することは重要な課題であり、それを解決するソフトウェアの1つが Fluentd です。すでに大規模Webサービスやログを活用するビッグデータ基盤において多数導入されている注目のソフトウェアです。
「Fluentd エンタープライズサポートサービス」は、オープンソースの Fluentd をビジネスシステムで利用する方を対象に、パッチ作成までを含んだ商用サポートサービスです。オープンソースのサポート実績が豊富な SRA OSS と、Fluentd の開発者を抱えるトレジャーデータとの協業ならではの手厚く、かつ安心のサポートサービスです。
SRA OSS は「Fluentdエンタープライズサポートサービス」の販売とサポート窓口を、トレジャーデータは SRA OSS の後方支援として Fluentd の技術支援を行います。Fluentdサーバ台数100台までのプランから1,000台までのプランを用意し、大規模システムでの Fluentd の活用を支援します。
(参考)
<SRA OSS とは・・・>
SRA OSS は、OSS(オープンソースソフトウェア)の普及と発展を目指し、国内独立系 SI ベンダーである株式会社 SRA の100%子会社として設立されました。本社は米国カリフォルニア州におき、ワールドワイドな OSS ベンダーを目指しています。日本においては長年の PostgreSQL ビジネスの経験を活かし、統合監視ソフトウェアを中心とした各種OSSのサービスを拡充しています。サポートサービス、コンサルティング、トレーニング、パッケージ販売事業を中心に展開しています。
<トレジャーデータとは・・・>
2011年12月、米国シリコンバレーに設立された米国トレジャーデータ社は、ビッグデータを一定の月額課金で収集・保管・分析するクラウド型データマネージメントサービス(DMS)「トレジャーデータサービス」を提供しています。同社のサービスは、大容量の購買取引データ、Web閲覧データ、各種のアプリケーションやモバイル端末のログデータ、センサーデータやマシンデータ等、様々な非構造化データに対応しています。顧客は、フォーチュン誌が選ぶ世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」の企業も含まれています。日本では、2012年11月にトレジャーデータ株式会社を設立し、日本国内の事業開発および技術開発の拠点となっています。