マーケティング領域を越えたCDPのグローバル展開を強化

米国Treasure Data Inc.(本社:米国カリフォルニア州マウンテンビュー、CEO:太田一樹、以下 トレジャーデータ)は、本日、ソフトバンク株式会社、そしてトレジャーデータ の創業者等が設立した投資会社Carbide Ventures(カーバイド・ベンチャーズ)等から、2億3400万ドルの資金調達を実施したことをお知らせします。カスタマーデータプラットフォーム(以下 CDP)の単独の資金調達ラウンドとしては最大となります。調達した資金は、CDPのさらなる進化とグローバルにおける成長の加速に活用します。

新型コロナウイルスの影響を受け、顧客接点のデジタル化が驚くべきスピードで進んでいます。顧客とのコミュニケーションに占めるデジタルの割合は、過去2年間で3倍(※1)になり、企業と顧客の関わり方は大きく変化しています。さらに、セキュリティやプライバシー、データガバナンス要件に対する高まりを背景に、様々な規制が強化されています。このような環境において企業が競争力を維持するには、これまで以上にデータの力を活用し、顧客一人ひとりにパーソナライズされた一貫性のあるコミュニケーションをプライバシーに配慮した方法で行い、顧客満足度を向上させる必要があります。

トレジャーデータは、今回の資金調達により「Treasure Data CDP」をより進化させます。「Beyond Marketing」(マーケティングを越えた領域でも活用されるCDP)のビジョンのもと、マーケティングを越えて、営業、顧客サポートなど企業のあらゆる顧客接点から生まれるデータを統合・管理し、企業の深い顧客理解、デジタル・リアル双方でのシームレスな顧客体験設計、そして企業と顧客の関係性強化に貢献します。なお、マーケティング領域を越えたプロダクトとして、「CDP for Sales」、「CDP for Service(※2)」の2つのプロダクトを2021年9月14日から提供を開始しています。

投資家からのコメント
ソフトバンク株式会社 専務執行役員 Eric Gan(エリック・ガン)氏

「企業はデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が急務であり、CDPはDXを推進し、時代のトップを走ることを望む企業にとって必要不可欠なプロダクトです。今回の投資をきっかけにソフトバンク株式会社とトレジャーデータ は、グローバルでシナジー効果をさらに高めていきます。」

 

 

※1 McKinsey & Company, Inc (2020) 『How COVID-19 has pushed companies over the technology tipping point—and transformed business forever』

※2 CDP for Service
2021年10月12日、グローバルでの展開に伴い、プロダクト名を「Treasure Data for Contact Center」から「Treasure Data for Service」へ変更しました。

トレジャーデータ について

2011 年に設⽴されたトレジャーデータは、市場の草創期よりCDP を提供しています。トレジャーデータが提供する「Treasure Data CDP」はデジタルトランスフォーメーションの基盤であり、企業のデジタルトランスフォーメーションに必要な顧客理解、顧客体験の最適化をサポートします。企業は既存の仕組みと「Treasure Data CDP」を連動させて、様々なデータを柔軟に収集、⼤規模かつセキュアに統合・分析することができます。2012 年11⽉、事業開発および技術開発の拠点として、東京に⽇本法⼈であるトレジャーデータ株式会社を設⽴、⽇本市場での本格的な事業展開を開始し、現在では、⽇本を起点にアジア太平洋地域へとビジネス領域を拡⼤・展開しています。その他、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツに拠点を置いています。「Treasure Data CDP」は、急成⻑中のCDP 分野でリーダーの地位を確⽴しています。フォーチュン500やグローバル2000のエンタープライズ企業をはじめ、450社以上の顧客企業を有します。

<本件に関するお問い合わせ先>

一般の方からの問い合わせ先
トレジャーデータ株式会社
池内
E-mail:pr-jp@treasure-data.com
URL:https://www.treasuredata.co.jp

報道関係からの問い合わせ先
トレジャーデータ 広報担当
株式会社VAインターナショナル
田中/岩野
TEL:03-3499-0016 FAX:03-3499-0017
E-mail:vai@va-intl.co.jp