CDPを活用したコンセント・マネジメント(同意管理)を実現

トレジャーデータ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:三浦 喬、以下、トレジャーデータ)は、2023年1月12日より、カスタマーデータプラットフォーム「Treasure Data CDP」上で、ユーザーのCookie情報の取得・利用に関する同意を収集し、管理するための新機能「Cookie Consent(クッキー・コンセント)」を提供します。この新機能により、「Treasure Data CDP」の利用企業は、WEBサイト訪問者のCookie同意の取得および管理、同意状況に基づいた適切なデータ活用が可能になります。

世界的に個人情報保護への規制が強化される中、日本においては、2022年4月の改正個人情報保護法において、Cookieは「個人関連情報」と定義され、他社に提供することで提供先での個人識別が可能になる場合には、本人の同意が必要とされました。こうした規制の下、企業は自社で取得する個人データについて、同意の取得と厳密な管理が求められています。個人情報保護に対する意識の高まりも背景に、適切なCookieの同意取得と管理は、企業の信頼性における点からも不可欠となっています。

このような背景から、トレジャーデータは、CDPを活用したCookie同意管理ソリューション「Cookie Consent(クッキー・コンセント)」を提供開始しました。本機能では、WEBサイト上に表示するCookie同意取得バナー(JSタグ)を作成し、Google Tag Manager上のコンテナへタグを同期させることで、Webサイト上へバナーの表示を可能にします。取得した同意の有無によって一括もしくはカテゴリごとにCookieを利用するタグの発火制御を行うことができます。また、国や地域の法規制にあわせたオプトイン・オプトアウトの設定を変更したり、同意ログを「Treasure Data CDP」上で管理することで、セグメントの作成に活用したりすることも可能です。

トレジャーデータは、Cookieのみならず、メール、アプリ等の様々なチャネルにおける個人情報の利用に関する同意を取得・管理し、これら同意状況に応じたOne to Oneのコミュニケーションやデータ分析を可能にする、総合的なコンセント・マネジメント(同意管理)ソリューションの提供も視野に、開発を進めています。今後も、顧客データの適切な活用を通じて、社会全体が豊かになるデータ活用を支援していきます。

トレジャーデータ株式会社について

トレジャーデータは、2011年12月に米国で設立された後、2012年11月、事業開発および技術開発の拠点として、日本法人であるトレジャーデータ株式会社を東京に設立しました。米国、日本に加え、カナダ、韓国、インド、イギリス、フランス、ドイツにも拠点を置いています。トレジャーデータが提供する「Treasure Data Customer Data Cloud」は、企業のデータの力を引き出し、「Connected Customer Experiences」の実現を支援します。「Customer Data Cloud」はクラウド型の顧客データ統合基盤で、マーケティング、営業、コンタクトセンターをはじめとした様々な部門に最適化されたソリューションを通じて、よりパーソナライズされた顧客体験の提供を可能にします。企業は、信頼性と安全性を備え、AIを搭載した「Treasure Data Customer Data Cloud」と既存の仕組みを組み合わせることで、顧客の満足だけでなく、業務効率の改善、プライバシーリスクの低減、そして、さらなるビジネス成長を実現します。「Treasure Data Customer Data Cloud」のCDPソリューションは数々のアワードを受賞しており、グローバルで450社以上の顧客企業を有します。

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トレジャーデータ 池内
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